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よくある質問
速聴について
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Q1.「速聴」によってどのような成果を得られますか?
A.
まず、はじめに高速音声の内容を理解・処理するという負荷が、大脳の左半球にある言語野(「速聴」の場合は主にウェルニッケ中枢とブローカ中枢)にかかり、言語処理脳力の向上が期待できます。その後、言語野の活性化の影響が脳全体に広がっていくことで、記憶力や理解力をはじめ、さまざまな脳力アップがみられるでしょう。実際に2003年、ユーザー2,443人にアンケートを実施した結果(有効回答数877人)、集中力や記憶力、理解力、判断力、企画力、観察力、先見力、実行力など19もの脳力向上が報告されています。これらの脳力向上は、性格面や仕事・学業面、人間関係などの改善や、問題の解決、悩みの解消、そして脳力開発プログラムとの相乗効果によって素晴らしい未来、人生を送るためにご活用いただいております。
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Q2.頭が良くなりたいので「速聴機」だけ欲しいのですが...。
A.
「速聴」は、頭の回転を速くすることだけを目的にしたものではありません。「速聴」に取り組む場合、その聴き取る内容がポジティヴな情報でなければ、頭の回転が速くなっても仕事や人生に望む成果を得るのは難しいでしょう。たとえば、「自分はなにをやってもダメだ」と、消極的な思考を持った人の頭の回転が速くなったら、その人が出す結論は、「やっぱりやめておこう」と、これまでの思考を強化させ、しかも素早く結論を出すようになるのです。「これに挑戦しよう」と思った瞬間に頭の回転が速いわけですから、すぐにネガティヴな決断を下してしまうということです。
頭の回転が速くなり、判断力や決断力がついたものの、思考がネガティヴであれば、本末転倒です。そのために弊社では、「速聴」対応の各種プログラムをご案内させていただいているのです。
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Q3.「速聴」は、ただ聴くだけでいいのですか?
A.
ただ聴くだけでは、期待される成果は得られないでしょう。「きく」には「ただ何となく聞き流す」という「きく」もあれば、「注意深く聴く」場合の「きく」もあります。「速聴」に成果を求められるならば、「注意深く集中して聴く」ことが大切です。
「注意深く集中して聴く」とはどういうことかといいますと、高速道路での運転を想像していただければわかりますが、高速道路を走るときはしっかりと目を開いて、意識も体も運転に集中させないと、事故の可能性が高まってしまいます。
脳のさまざまな部位を使って注意深く運転し、それによって脳が活性化しているからこそ、一般道に下りたときに、ゆっくりと周りの景色や状況を判断し、処理できる脳の余裕が生まれるわけです。
「速聴」もこれと同じで、注意深く集中して「聴く」ことで言語情報を理解・処理するウェルニッケ中枢を刺激することができるのです。
また、たとえば3時間、ただ聞き流すよりも、集中して3分間だけ「聴き取る」ほうが効果的です。ぜひ、高速で耳に飛び込んでくるプログラムの言葉に意識を集中させて、「聴き取る」ことを意識して取り組むようにしてください。
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Q4.自宅学習のようなトレーニングでは、長続きしたことがありません。そんな私でもできるでしょうか?
A.
脳はどんな情報でも面白ければ、迅速に受け入れるという性質がありますが、スピーディーな理解は面白さを倍加する傾向にありますから、脳はそれ自体を面白いと感じるようになります。逆につまらないと学びたくないと判断し、学ばないからさらにつまらなくなるという悪循環に陥りやすいものです。高速音声を集中して聴くという耳からの学習のメリットは、たくさんありますが、取り組む場合の負担が少ないという点が大きいでしょう。
人は大事なことを聞こうとすると、耳をそば立てて相手の話に集中しますが、面白いもので、目を凝らすよりも耳を澄ますほうが楽に集中することができます。
現代人は五感からの刺激のうち、80%以上を視覚に頼っているといいますが、確かに「目を使いすぎて疲れた」とはよく言いますが、「耳が疲れた」という人は少ないのではないでしょうか。
このように、自宅学習の場合、負担を感じることなく学べるというのは、非常に大きなメリットです。いつでもどこでも気軽に学べる自由さを感じながら、プログラムの情報をあなたの脳に、そして心に、たくさんイップットしてください。
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Q5.「速聴」をやめたらまた元に戻ってしまうのでしょうか?
定着期まで続ければ、元には戻りにくくなります。
一度聞いただけでは覚えにくい電話番号や住所などを覚えるときには、何度も繰り返し唱えて暗記することが多いと思いますが、「速聴」もこれと同じ脳の仕組みを利用しています。この繰り返しをして記憶する脳のメカニズムは、「活性期」と「定着期」に分けることができます。
「活性期」とは、外部からの刺激によって言語中枢(ウェルニッケ中枢)の働きが、活発になりはじめる時期で、まだ脳神経細胞同士の結びつきが完全にはでき上がっていません。
この段階で「速聴」をやめてしまうと、以前の状態に戻ってしまいます。
ですが「活性期」に入った後も繰り返し刺激を与えることで、脳は「定着期」に入り、脳神経細胞同士が密接に結びついてネットワークが築かれます。
この段階まで到達すると、「速聴」をやめたとしても基本的に戻ることはありません。しかし、人の通らない道がやがては荒れ果ててなくなるように、脳神経ネットワークがあちこちほころび、さらに放っておくと消滅していきます。
せっかく築いた脳神経ネットワークを維持するためにも、「速聴」は生涯学習の一つとして、いつまでも取り組んでいただきたいと思います。
※「定着期」に入る時期は、使用回数、取り組み方などによって個人差があります。
アルファ波エンジョイニングについて
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Q6.なかなかリラックスできません。効果的なやり方はありますか?
リラックスの方法は、呼吸法やイメージによるリラクゼーション、さらに体そのものを使ったやり方がありますが、ここでは、全部を使った方法をご紹介します。
まずはとても気持ち良く、安心できたり、やすらぎを感じたときのことを思い出します。たとえば、コタツに入っている場面。コタツに入って横になり、ウトウトしながら起きているのか、眠っているのかわからない、まさに夢心地でいるあの感覚。それを思い出してください。
人はその場面を思い出すと、そのときの感覚を感じることができます。つまり、リラックスしたければ、リラックスした経験や出来事を思い出せばいいのです。さらに深くその心地良い感覚を感じるために、呼吸の状態も思い出してみます。
そして、「どんな姿勢だったかな...」と、今度は体のことを思い出し、できるならば、その姿勢と同じ姿勢を実際にとってみます。
このように、呼吸と体、そしてイメージを使ってリラックスしたときの感覚を呼び戻し、深く味わってみてください。
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Q7.アルファ波はなぜいいのでしょうか?
その理由は、アルファ波が優勢になっているときは、脳が情報を吸収するのにもっとも受け入れやすい状態だからです。たとえば、机の上に水がこぼれたとします。そこで雑巾で拭こうとするのですが、あなたの目の前にはビチャビチャに水分を含んだ雑巾と、使っていない乾いた雑巾があったとしましょう。こぼれた水を拭くとき、どちらの雑巾を使うか、答えは簡単ですね。カラカラに乾いた雑巾を使うでしょう。
アルファ波が優勢になっている状態とは、この乾いた雑巾のように、どんな情報もそのまま受け入れやすい状態になります。過去の出来事をはじめとする、経験したことしか受け入れられない脳の状態よりも、受け入れやすい状態で目標や願望をイメージしたり、前向きな考えや文言をインプットするほうが効果的なわけです。
またアルファ波は、アイディアを思いついたり、ヒラメキを働かせる、つまりアウトプットの分野でも有効になります。アイディアやヒラメキが湧きやすいのは、寝る前や湯船につかってのんびりしているときが多いといいますが、このときの脳波もアルファ波。実は、シータ波もその状態として適しているのですが、アイディアやヒラメキが湧いてきたとき、何かに書き留めることができない状態にあります。
寝ているときにアイディアが浮かんだものの、朝になったら忘れていたという経験はありませんか?
アルファ波をお勧めする理由は、浮かんだアイディアやヒラメキを逃さない状態でもあるからです。言い換えれば、インプットとアウトプットに適した脳波だといえるでしょう。
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Q8.アルファ波がなかなか出ません。
アルファ波は誰でも日々、どんなときでも出ているものです。アルファ波が出ていないというよりも、アルファ波が優勢になった状態になれないということだと思います。そこで、結果には必ず原因がありますので、原因から考えてみましょう。
まず、行っている時間帯、場所など取り組むのにふさわしくない環境的要因から確認してみましょう。または、体や心がエンジョイニング・モードに切り替わっていない状態で開始しているのかもしれません。自分の呼吸に意識を集中させてリラックスした状態になってから、エンジョイニングを始めることをお勧めします。
また、必要以上にアルファ波が優勢になっているかどうかに意識を向けず、始めた直後と比較して以前よりも優勢率が高いようであれば、問題はありません。まったく変化がないようでしたら、担当インストラクターやSSIお客様相談室に問い合わせいただくか、体験セミナーにご参加されることをお勧めします。
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Q9. とくに目標というものがないのですが...。
「これといって目標と呼べるものがない」とおっしゃる方は、意外と多いものです。
しかし、何かしらの目標を持って生きるのと、持たずに生きるのとでは、人生の充実度が大きく違ってきます。目標とは、わかりやすく言えば、私たちが日々、生活していくなかで浮かんでくる「こうなりたい」、「こうなればいい」というような考えであり、イメージであり、欲望のことです。
そして、それを数値に置き換えられるものを目標といい、置き換えられないものを願望と考えればいいでしょう。
一つ、目標を見つける方法をご紹介しましょう。
(1)やりたくないことを書き出す。
(2)その反対のことで、自分がここまでできたらいいと思うことを、まずは目標にしてみる。たとえば、「上司に怒られたくない」とか「これ以上太りたくない」といったリストを書き出します。次にその反対、つまりどんな自分になりたいのかを書き出します。「上司に怒られたくない」を「『なかなかいい企画書だね』とほめられたい」に。
「太りたくない」を「あと3キロやせる」というように、より具体的に自分にとって身近でリアルな生活を取り上げてみるとよいでしょう。
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Q10. 理想のイメージを描くためのコツがあったら教えてください。
脳力開発に取り組むうえで明確なイメージを描くことは、根幹をなすものですが、なかなか上手に描けないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、お試ししていただきたいのが、「静止画」と「動画」という方法です。
まず、静止画で「馬」を思い浮かべてください。
次は「にんじん」です。これも静止画で大丈夫です。
さて、今度は動画です。
先にイメージした「馬」に、「にんじん」を手に持ったまま、食べさせているところをイメージしてみてください。少し「動画」になっていることと思います。ポリポリという音や「馬」が「にんじん」をかじる振動も感じてくるかもしれません。
さて、これを願望実現や目標達成に置き換えてみましょう。
まず、「静止画」で自分が達成した場面や、その場にあるべき特定のものなどを描き、それらのパーツを組み合わせて、「動画」にしていきます。
このように、「静止画」をつくって「動画」にする、というプロセスです。
小さな一歩ですが、一つずつ積み重ねながら、いま以上のリアルなイメージをつくってみてください。
速聴対応脳力開発プログラムについて
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Q11. プログラムはいつ、どのように取り組むのが効果的でしょうか?
プログラムをいつ聴くか決めてしまうと、かえってその時間に聴けなかったりすると、それだけでヤル気をなくしてしまうケースも出てきてきます。また、周りが騒がしくて集中できないからと、後回しにしてしまうこともあるでしょう。
しかし、「プログラムを聴くための時間や場所がない」というのは言い訳です。 脳力開発モバイルツール『COVO』はイヤホンで聴くことができるので、通勤電車の中や日常生活のすきま時間を活用することができます。
プログラムを学習する環境は、人それぞれ違いがありますが、大事なことはいかなる環境でも、たとえそれがわずかな時間であっても必ず繰り返し聴く、ということです。
学ぶ時間・場所を問わないこと、繰り返し聴くこと。 成果を挙げる秘訣はこれに尽きるでしょう。
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Q12. オーディオ・.プログラムだけ欲しいのですが...
弊社の脳力開発プログラムは、CDやSDiメモリーカードなどのオーディオ・コンテンツ。それがスクリプト化されたマニュアル、そして各種の目標や行動計画、自己分析を行うためのツールが、各プログラムにセットされています。
ですから、弊社の脳力開発プログラムとは、各種ツールを含めたものの総称であり、オーディオ・コンテンツだけを指しているわけではありません。つまり、オーディオ・コンテンツを聴くことのみが、プログラム活用ということではないのです。
もちろん、聴くことは非常に重要ですが、それは成果を出すための一つの手段であり、そういう意味では各種ツールも同様です。そして、何よりも重要なことは、プログラムのノウハウを学び、実際にご自分の人生に活用していくことが真の脳力開発だといえるでしょう。
このような理由から、オーディオ・コンテンツだけを販売しておりません。
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Q13. 忙しくて続けられるかどうか自信がありません。
プログラムに取り組んでいるときには、夢中になって聴く時期もあれば、体調が好ましくなくて何もしたくないというときもあるでしょう。そのようなときは、リラックスできる心地よい速さでラジオ番組を聞き流すように聴いてみてください。
私たちの脳には、関心がある事柄については、その情報をキャッチしやすくなるという特性があります。BGMのように気楽に聴いていても関心事には反応しやすくなりますから、こういった取り組み方も参考にしてみてください。無理に頑張る必要はありません。
まずできることを確実にやる。それを繰り返すことが重要です。
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Q14. プログラムはいつまで続ければいいのですか?
「いつまで」というよりも、「どこまで成果を出したいか」という視点で取り組んでください。
「ゴールが見えないマラソン」をしようと誘われてもヤル気が出ないように、なぜ脳力開発に取り組むのかというゴール設定をせずに脳力開発を始められても、長続きしません。
ゴールを決める、つまり目標を設定するとプログラムの内容が、スムーズに心の中に飛び込んできます。目標を持って聴くのと、目標を持たずに聴くのとでは大違い。
目標を持って聴くと、プログラムの内容の響きが違ってきます。また、プログラムの内容をきっかけにアイディアやヒラメキ、意欲、モチベーションといったものが、心の奥底から湧き起こってくるはずです。
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Q15. どのような人が使っているのですか?
ビジネスで独立や成功を目指す方、新たなスキルアップを目指す主婦の方、あるいは生徒さんとのコミュニケーションを深めたい教師の方、会社経営者、医師、看護師、脳を衰えさせないために活用されているご高齢の方など、老若男女を問わず脳力開発を必要とされるありとあらゆる方々にご活用いただいています。